南城市(大里字大里)

南城市大里の南風原集落にある食栄森御嶽へ。食栄森御嶽に行く前に、以前から気になっていた、御嶽の東と北にある二カ所の拝所も回ってみた。

イービヌウタキ

イービヌウタキはバス停「西原入口」から大里城址公園向けに少し歩いた道路沿いにある。三角形に積まれた石積みの拝所で、石積みを掴むように大きな木が根を下ろしている。
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松尾御嶽

松尾御嶽(マチューウタキ)は、イービヌウタキ横の坂道を百メートルほど下ったところにある。イービヌウタキと同じような三角形の石積みの拝所で、大きさは倍ほどもある。三角形の頂点には丸い石が乗せられ、拝所の前面両側には石灯籠のようなものも置かれていた。(参考:南城市教育委員会南城市の御嶽』2018(平成30)年3月、p296)
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ナーカの御嶽

松尾御嶽の右後方の林の中には、半分以上が土に埋もれてしまっているアーチ型の拝所が二つ並んで在った。ナーカの御嶽(ナーカヌウタキ)。(参考:南城市教育委員会南城市の御嶽』2018(平成30)年3月、p300)
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食栄森御嶽

二つの拝所を観た後、食栄森御嶽へ。御嶽は、御嶽がある大岩を囲うように芝生の広場が作られ、南風原農村公園として整備されていた。芝生の広場には拝殿のような赤瓦屋根の建物があり、その後方に、松尾御嶽をさらに巨大にしたような、三角アーチの入口があった。そのアーチをくぐり抜けると、御嶽の最高所へと続く石段があり、石段の先には舜天王が葬られていると言われる墓があった。御嶽の右側には細い石畳道が張り巡らされた小さな林があり、林の中とその周辺には、確認できただけでも十カ所の小さな拝所があった。(参考:『食栄森御嶽[ いいむいうたき。] | 南城市役所』(参照日:2019年4月30日))
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