北森御嶽


那覇市首里儀保町にある北森御嶽へ。書籍などでは「西森御嶽」と表記されているが、「西」というのは当て字で、現地の案内板の表記は「北森御嶽」となっていた。「北森御嶽」と書いて「にしむいうたき」と読むのが良さそう。
御嶽は、末吉公園の東端に隣接する丘の上にある。儀保交差点から県道241号線を二百メートルほど北(首里平良町方面)に進むと、左手に末吉公園駐車場の入口がある。入口の左側に交番、右側に「北森儀保町拝所入口」と書かれた碑が立てられており、その横に御嶽へと続く階段がある。階段の右横には「黄金豊饒神」と刻まれた石碑があり、鉄格子で塞がれた洞穴の前に香炉が置かれた拝所がある。階段を上り草むらを通り抜け、林の中の道をしばらく歩くと、岩と岩穴の前に作られたコンクリートの祭壇の上に香炉が置かれた拝所がある(⇒ 写真)。拝所の左後方に道が続いており、その途中には、井戸のような横長の楕円形の石積みがあった。そこには香炉などは置かれていなかった。石積みからさらに道を進むと、道は、コンクリート敷きに変わり、その終端にはこんもりとした小さな丘がある。その林の中にも大きな拝所がある。拝所には、「自然神 北森軸の神(十二神)」と書かれた札と、「儀保町土地地盤 守護神 火の神」と書かれた札が立てられており、石門風の祭壇には何個かの香炉が並べられてあった。拝所のある丘の左側に回り込んだところには広場があり、丘側の林の中に慈母観音の拝所、広場の端に竜宮神の拝所があった。