阿波根グスク

糸満市阿波根にある阿波根グスクへ。
県道82号線に架かる御願橋を渡ったところにステップオートという自動車整備工場があり、その道向かいに阿波根グスクの史跡標柱が立てられている。

工場の右側にある花壇の中に、北向きの拝所がひとつ。

標柱の後方から丘の上へと上った。丘の上にはコンクリートの大きな水タンクがあり、その東側に拝所が二つあった。


拝所の後方をさらに奥へと進むと、おそらく丘の最高所だと思われる岩場に出た。岩の上には、琉球政府時代の三角点。三角点の近くには、城壁かどうかは分からないが、それっぽく見えなくもない石積みがあった。岩場の周囲は崖や急斜面になっていたため、周辺をそれ以上探索することはできなかった。

いったん外に出て、工場の前を通り西へと延びる砂利道を歩いた。途中、りっぱな赤瓦屋根の、殿のような建物。

砂利道の先はT字路になっており、左側の道の終端には墓、右側の道の終端には火之神らしき祠のある拝所があった。

祠の近くから、阿波根グスクの全景。

県道82号線に戻り、グスクの東側を通る小道に入ってみた。グスクの東側は断崖になっており、その下には、たくさんの墓が並んでいた。石積み蓋が崩れて骨壺があらわになっている古い岩陰墓、わりと新しい大きな墓、様々。

近くに小川があり、その川に架かる小さな石橋が見えたので、その橋を渡り、川沿いの道を歩いてみた。少し歩くと集落が見えたので、引き返す。川沿いの薮の中から突然、大きなバリケンが一羽現われた。お互いにびっくりした。



2014.02.02

糸満市史 資料編13 村落資料 ー旧高嶺村編ー』(平成25(2012)年3月29日 糸満市編集委員会)にて以下を確認。

上記「工場の右側にある花壇の中に、北向きの拝所がひとつ。」の拝所。

  • p??? (2) 阿波根グスク
    • 頂部に二つの香炉が置かれている。

上記「工場の前を通り西へと延びる砂利道」は「ウグヮンヌメーミチ」。

  • p??? (3) ウグヮンヤーグヮー
    • 「カミヤーグヮー(神屋小)」とも。

上記「りっぱな赤瓦屋根の、殿のような建物」。

  • p (4) トゥヌ
    • この前の広場で子供達によるウグヮンジナ(綱曳き)が行なわれる。

上記「火之神らしき祠のある拝所」。