糸満市(山城):山城阪当原遺跡、佐慶グスク、山城グスク

山城阪当原遺跡

平和創造の森公園の駐車場に車を停め、佐慶グスクへと向かう途中、道路沿いの植え込みの中に古い史跡標柱が立てられているのを見つけた。かろうじて「史跡 山城〓〓〓遺跡」と書かれているのが読み取れた。沖縄県埋蔵文化財センターのGIS遺跡地図で調べてみたところ、「山城阪当原遺跡(やまぐすくはんとうばるいせき)」という集落跡遺跡であることがわかった。平和創造の森公園の北部、県道周辺とその南側一帯が遺跡であるようだ。
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佐慶グスク

糸満市字山城にある佐慶グスクへ。平和創造の森公園の北端に隣接する、東西に細長い丘陵が佐慶グスク。公園に車を停め、グスクの南側に隣接する県道を東から西へと歩いてみた。県道から城壁遺構のある場所へ行けるらしいが、薮が深かったため、県道側からの進入は断念した。
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山城グスクまで歩き、佐慶グスクの北側へ回り込む。グスクの北側に隣接する農道を、西から東へと歩いた。
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農道の終端にある墓の横に、グスク北側の崖の中腹にある崖葬墓へと登る石段があった。
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石段の終端から崖の上に上がれる場所があったので、そこを登る。崖の上は大きな立岩の切り立つ険しい場所だった。平坦な場所もあったが、地面が雑草に覆われて足下が見えなかったので、あまり詳しくは見て回れなかった。危険。
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農道の終端から病院壕方面へと向かう農道の途中に、グスクの東端へと続く道があったので入ってみたが、その先には墓があり、行き止まりになっていた。

山城グスク

糸満市字山城にある山城グスクへ。以前通れなかった、県道223号線から延びる丘陵沿いの道を歩いてみた。道の入口に立てられていた山城グスクの史跡標柱が無くなっており、その場所にはパソコンのディスプレイが投棄されていた。丘陵沿いの道は、草に埋もれてはいたものの、何とか歩くことはできた。
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