西原町(桃原)

西原町字桃原の集落内と、沖縄カントリー・クラブ近くの斜面を散策。


桃原児童公園を拠点に歩き回った。


児童公園の南隣にある構造改革センター。


集落内にある桃原の石獅子。石獅子は民家の壁の外側に作られた小部屋に納められ、路地からは施錠された金網の扉越しに観る事ができる。小部屋の中には石獅子二体と石が二個。手前には「桃原石獅子」の名標。





石獅子のいるところから南へ。ヒルザキツキミソウの咲く原っぱがあった。





集落の南側斜面、ゴルフ場近くの農道などを歩いた。





集落の南側斜面にある井戸。農道沿いの小さなくぼみにあり、井戸口とその右側にある香炉ごとセメントで固められている。


桃原構造改革センターの西の森の中には、桃原御嶽を確認。桃原御嶽には、「桃原御嶽」の名標が立つ北向きの大きめの祠があり、その中には香炉が三基並べられている。祠の左側には、三つの石とその手前にコンクリートブロックの台座が置かれた西向きの拝所がある。



2013年06月16日

西原町史 第四巻 資料編三 西原の民俗』(平成元年三月二十日 西原町史編纂委員会)で以下を確認。

  • 井戸についての記載は無し。
  • 第二章 各村落の概観 第二十二節 桃原 5 聖地
    • 桃原御嶽のある丘陵は「上ヌ毛」。御嶽のある一帯は御神屋(ウカミヤー)と呼ばれる。桃原火神。一坪程の祠がある。一角には地頭火之神が祀られている。