北谷町(大村)塩川、北谷グスク周辺、(吉原)北谷グスク遠景、池グスク跡

大村

塩川

北谷交差点から県道130号線への進入専用道路の内側に、北谷城のある丘陵の近くまで行ける場所があったので、そこに入ってみた。

畑の中を通るコンクリートの参道の先に、コンクリート造りの、「塩川」という井戸の拝所、「按司墓のウトゥーシ」(遥拝所)、「拝所ミフーダ」(御穂田?)の、三つの拝所が並んであった。

拝所の後方の崖壁には、墓口が開き、墓前に厨子瓶の欠片が散乱する古い崖葬墓がたくさんあった。

墓に並んで竜宮神の拝所もあったが、これは誰かが勝手に造ったものらしく、拝所を撤去して下さいとの旨の、この場所の管理者である字北谷郷友会の警告札が立てられていた。

北谷グスク周辺

北谷グスクは米国海軍施設内にあるため、北谷城の南側を占める NAVFAC(Naval Facilities Engineering Command, 米国海軍施設管理司令部)の前を走る県道130号線から、グスクの遠景を確認。

吉原

北谷グスク遠景

グスクの丘陵の北側にある MCCS(Marine Corps Community Services Okinawa, 在沖海兵隊福利厚生コミュニティ・サービス)の側を流れる白比川沿いの路地から、北谷城遠景。

池グスク跡

北谷町の池グスク跡へ。写真は、国道58号線謝苅交差点の歩道橋の上から北谷グスク(写真奥の丘陵)方面を撮影したもの。北谷町生涯学習支援センターのウェブ・サイトおよび何冊かの書籍の池グスクに関する記述を綜合すると、池グスクは、写真の左側にある住宅の辺りを含め国道58号線を跨ぐように東西に広がる森だったようだ。この周辺を歩いてみたが、この辺りの地形はかなり変わってしまっているらしく、グスクを偲ばせるようなものは何も見つけられなかった。

参考:沖縄県沖縄県地図情報システム「県内遺跡地図」』2023年6月9日参照