南城市（佐敷字新里）

新里集落の南の外れにある、イビの森とその周辺を散策。

徳森小

徳森小（とくむいぐゎ）は、畑地の角に大きな木が一本生えているのんびりとした場所だったが、こんな感じになっていた。家を建てるのかな？

新里農村広場

徳森小からイビの森へと続く急坂の途中。東屋とトイレがある小さな広場。

イビの森

イビの森の入口。

石畳道

奥の方に「石畳道」の標柱が立てられているのを見つけたので、そちらを先に。

落ち葉で路面が見えないが、ちゃんと石畳道だった。

昔産井戸

石畳道から続く階段を上がると、小さな広場の奥に昔産井戸（うんぶがー）という井戸があった。

新里ノ殿

階段をさらに上がると、新里ノ殿（しんざとのとぅん）の裏側に出た。

イビの森

上場天御井戸

裏のほうからイビの森へ。上場天御井戸。

場天御嶽

入口の階段のほうへ。階段の右側にある場天御嶽。

イビ御嶽

イビの森の中心部。巨木の前に、下場天御嶽、いび御嶽、御天竺の三つの拝所が並ぶ。

下場天御嶽（イヒェヤガミ）

下場天御嶽。「伊平屋神」と刻まれた名標が立てられている。拝所の横には、浮き玉っぽいものが被せられた、ふたの割れた壺。

イビ御嶽

三つの拝所の中央にあるイビ御嶽。「いび御嶽」と刻まれた名標が立てられている。

御天竺（ウティンジク）

御天竺。「御天竺神」と刻まれた名標が立てられている。

下場天御井戸

場天御嶽の入口の近く、道沿いにある下場天御井戸。

入口

最後にイビの森の入り口のようすを。

佐銘川御殿跡

イビの森の道をはさんだ東隣には、佐銘川御殿跡（さめかわうどぅんのあと）がある。

階段を上がった先の小さなスペース。

何年か前に倒壊した小屋の、おそらく基礎の跡。

基礎の奥のほう、ブロックの向こう側にあった拝所「伊平屋御通し」。

「ナミカワ御嶽」と刻まれた、印部石風の石碑。

基礎の跡とは反対の方向を撮影。

2020.04.12

参考：佐敷町字新里『字誌新里』2000年。