浦添市美術館『琉球~中国・福建交流500年展』2005.03.20~05.08

浦添市美術館へ。『泉州海外交通博物館・福建師範大学所蔵文物に見る「海のシルクロードから琉球王国へ」琉球-中国・福建交流500年展』(長い…)と、『平成16年度 後期常設展 -暮らしと漆器-』を見学。
前者の出品は、福建の風景写真、貿易船等の模型、沈没船からの出土品、中国にあるイスラム教徒・キリスト教徒の墓碑、琉球に関する中国の古文書等々。現在の沖縄でもよく見られる石獅子や石敢当(いしがんとう)、亀甲墓などの、福建現地のものの写真が興味深かった。石獅子や石敢当が、風水に関係したものだと知る。福建の亀甲墓は、本物の亀の甲羅のように六角形の紋様が刻まれていたりして、とてもリアル。あと、なぜか、店先で椅子に座り手仕事をする纏足の老女の写真、纏足用の靴の展示も。こういうのは日本に伝わらなくて良かったなと思った。ほんとに。
常設の漆器展のほうも面白かった。食器はもちろん、印籠や刀台、屏風など、色々な漆器が展示されていて、幾つかは実際に触ることもできた。身の回りの家具がこういう漆器だったりしたら、ものが少なくてもさぞかし贅沢な気分になれるだろうに、と思った。自分の部屋にある合板の収納棚やスチールの本棚、デジタルな家電などが、とても貧乏臭く感じられる。
見学後には美術館の周辺を散歩しようと思ったのだけれども、すぐ近くで行われている工事の音がうるさく、落ち着かなかったので、美術館の外観の写真を数枚撮り、すぐに帰った。