新城グスク

新城グスク跡の最高所には新城神宮という神社が建っていて、その紅い鳥居と本殿がとても目立っていた。神社の周辺には展望台と巨大なシーサーがあり、公園としても利用されているようだった。
展望台は散らかっていて汚かったが、眺めはとても良かった。展望台の上で方角を確認しようとコンパスを出したら、針が北へ定まらなかった。コンパスの向きを変えると、変えた方向に針が向いてしまう。壊れてしまったかと思ったけれど、家に帰って確認したら大丈夫だった。何だったのだろう。
展望台の裏から、神社の後方にある岩の上に行くことができた。そこには拝所がひとつあった。
現地の案内板には、このグスクには野づら積みの城壁や城門の跡らしきものも残っているとあったが、それらは確認できなかった。また、グスクの近くには、このグスクの出城の山グスクというグスクもあるとのこと。いつかそのグスクも探してみよう。




2013.05.25

具志頭村史 第五巻 村落編二 字史』平成十七年三月三十一日 具志頭村

同書で確認。


新城神宮について(p267 第三章 新城字史 第十六節 史跡 三 新城神宮)。

  • 昭和十一年(1936年)に、村落の五つの御嶽(同 p205~206 一 お嶽)と神道の神をここに合祀した。最初の三嶽は『琉球国由来記』にも記されている。
    • ハチャノ嶽(神名:イシラゴマシラゴザレコトリルワカツカサノ御イベ)(イシラゴマシラゴザレトリメショワルワカツカサノ御イベ)
    • オケノハナ嶽(神名:オケ森若司ノ御イベ)
    • 上江州ヒラ嶽(神名:世持若司御イベ)
    • 火の神お嶽
    • トドミのお嶽
  • 栗石の土台に本堂が建てられている。
  • その前に鳥居。
  • 背にしている巨岩は、祀られている神々の斉く(いつく)所。
  • 神道の神の名は不詳。


新城グスクについて(同 p208 四 新城々跡)。

  • 最高所に本丸跡とみられる場所がある。
  • 本丸跡の下に、二の丸跡と思われる平地がある。
  • 城門は二の丸の東寄り(集落側)にそれらしい跡がある。
  • 北西側の断崖上に1m程の野面積みの城壁があちこちにある。
  • 東南側に1~2mの野面積みの三段の城壁がある。


山城(ヤマグスク)について(同 p207 五 山城々跡)

  • 新城城跡の北東側(北滝川原1938-1番地、1936、1941)に山城という出城がある。