糸満市(与座):八千代神宮群

県道15号線からパームヒルズゴルフリゾートへと続く道。途中、北に延びる砂利道があり、その道に沿い数基の鳥居が立っている。その鳥居を巡ってみた。

砂利道の入口に白い看板が立てられていたが、風化して文字は読み取れず。


日之本八千代白光一宇神宮

日之本八千代白光一宇神宮。砂利道を300メートルほど進んだところにある最初の鳥居。小さな広場の奥にフェンスがあり、その向こうに鳥居がある。薮に埋もれ、鳥居の向こう側がどうなっているのかは確認できず。

さらに150メートルほど進む。

日皇本八千代神宮

日皇本八千代神宮。鳥居の下の門は閉ざされている。大きな鳥居の後方にはコンクリートの道が続いているが、その先は見えず。周辺にも小さな鳥居がいくつか。




次の鳥居は50メートルほど進んだところにある。

日乃本八千代神座名神

日乃本八千代神座名神宮。近くに小さな鳥居、道向かいに鳥居の無い碑。


150メートルほど坂道を下る。地図ではまっすぐに道が続いているように記載されていたが、実際は左に折れ行き止まりになっている。

日乃本八千代龍宮大神神宮

日乃本八千代龍宮大神神宮。近くに鳥居の無い碑。

帰り道。緋寒桜。

参考:糸満市編集委員会糸満市史 資料編13 村落資料 ー旧高嶺村編ー』平成25(2012)年3月29日、p. 56:第2章 与座 - 第1節 現況 - (8) 上原(うえばる、ウィーバル): 北斜面にはアブンジョーガマと呼ばれる鍾乳洞があり、入口に<前ン門(メーンジョー)>の伊敷生徳が主宰する宗教団体が建てた八千代竜宮神宮がある。古くはこの辺りにクビリ村があったといい、周辺からはグスク系土器が出土する。 との記載のみ。“北斜面”は与座岳の北斜面。“八千代竜宮神宮”は位置的に日乃本八千代龍宮大神神宮のことか。

日乃本八千代米与那神宮 (2015.01.04 追記)

与座集落のほうにある神社に行ってみた。Google マップには「大和日皇本八千代天皇神宮」と、現地の名標には「日乃本八千代米与那神宮」と表記されていた。

日乃本八千代皇后神社 (2018.10.20 追記)

パームヒルズの建物の東側の林にも神社があった。日乃本八千代皇后神社。