大里村字大城にある大城城跡へ。
大城城跡
大城城跡(おおしろじょうあと)は二つの郭を持つ連郭式のグスクだそうだが、地面が膝丈くらいの雑草に覆われていたため、その形状は確認できなかった。写真は大城城跡のある丘陵の遠景。
参考:
- 『大里村文化財調査報告書第7集 大里村の民俗文化財』2005年12月 沖縄県大里村教育委員会、p34「(1) ウフグシク」, p79「図版273」
- 『南城市のグスク』2017年(平成29)年3月31日、南城市教育委員会、pp139-142:「大城城跡(おおしろじょうあと)」
御火の神
城跡入口の右手に小さな広場があり、その奥の木の根元に小さな拝所があった。
参考:
- 『大里村文化財調査報告書第7集 大里村の民俗文化財』2005年12月 沖縄県大里村教育委員会、p34「(1-2) ミヒヌカン」, p79「図版79」, p102「地図」
- 『南城市のグスク』2017年(平成29)年3月31日、南城市教育委員会、pp139-142:「大城城跡(おおしろじょうあと)」
- 『南城市の御嶽』2018年(平成30)年3月、南城市教育委員会、p359-360「(1) グシク iv 御火の神(ミヒヌカン)」, p427「(1) グシク iv 御火の神」。
大イベ
城跡中央付近に大きな岩があり、そこにも拝所があった。『琉球国由来記』の「ヤラザ嶽」。同じ場所に石積みの遺構も少し残っていた。
参考:
- 『大里村文化財調査報告書第7集 大里村の民俗文化財』2005年12月 沖縄県大里村教育委員会、p34「(1-1) ウフイビヌメー」, p79「図版274」, p102「地図」
- 『南城市のグスク』2017年(平成29)年3月31日、南城市教育委員会、pp139-142:「大城城跡(おおしろじょうあと)」
- 『南城市の御嶽』2018年(平成30)年3月、南城市教育委員会、p359「(1) グシク i 大イベ(ウフイービ)」, p427「(1) グシク i 大イベ」。
拝所
城跡との関連性は分からないが、入口左手(中央の拝所の裏手)に大きな広場があり、その縁の半分程を囲うように作られた細長い拝所群(?)があった。二十メートル程の長さの円弧を描くようにコンクリートが敷かれ、その外縁に一メートル程の間隔で石碑が立てられていた。