中頭方東海道「ハンタ道」の東太陽橋からキシマコノ嶽まで、往復4キロメートル強を歩いてみた。ちょうど2時間かかった。
天気は晴れ、気温24度、湿度70パーセント、南南東6~8m/sの風。陽が射している場所は少し暑いが、太平洋から吹き付ける、丘陵の斜面を駆け上がる風がとても心地よい。リップクリームを持っていなくて唇が乾燥してしまった。マグボトルのお茶でちびちびと水分補給。
階段がとにかく多かったが、そのぶん、眺望の良い場所も多かった。毎日ここを歩いていたら脚力と視力が上がりそう。
南上原
東太陽橋からハンタ道を北へ。南上原のユクヤーまで、綺麗な遊歩道が続く。ウォーキングの人、親子連れ、自転車の子供達、犬の散歩。人通りは割とあった。
北上原
南上原のユクヤーから奥間毛(北上原のユクヤー)まで。丘をひとつ越える。丘の上にひからびたハブ(?)。ネズミも何匹か見かけた。餌が多いのかも。
奥間毛(北上原のユクヤー)。
奥間毛(北上原のユクヤー)。南上原のユクヤーと同じく、面影は残っていない。
奥間毛(北上原のユクヤー)から安里村壱里山まで。丘を二つ越える。二つの丘の間に民家があって、庭の花の良い香りが辺りに漂っていた。
安里村壱里山
ハンタ道と村道が合流する場所に安里村壱里山の説明板がある。かつて一里塚のような場所があったのだそうだ。
安里村壱里山からキシマコノ嶽まで。村道を50メートルほど右(東)に進むと、道向かいにハンタ道の続きがある。丘の頂部近くにキシマコノ嶽。キシマコノ嶽に到着してから知ったが、途中の道沿いに塹壕跡があるのだそうだ。またの機会に。
キシマコノ嶽
キシマコノ嶽。説明板に記載されていた2つの古井戸跡と161.8高地陣地の監視哨や本部壕入口は確認できず。説明板の左後方に図示されていたが。左後方には道があり、集落へ続いているようだった。藪の向こう、遠くのほうに建物が見えた。
キシマコノ嶽は、若南原へ下る階段の手前を左に進んだ岩場にあった。洞穴があり、その入口にある石の上に香炉が一基。
写真を撮っていたら、米国人と思しき高校生くらいの女子3人組が若南原方面からやって来た。リュックを背負ってキャッキャと楽しそうにハイキング。こんにちはと挨拶。帰り道は、安里村壱里山方面から来た米国人カップルとすれ違う。普天間基地が近いからか米国人率高し。
若南原へ下る階段。帰りが大変なので、ここで引き返した。昔、この階段を下った先までは、逆方向から歩いたことがある。その時はまだ階段はなかった。いずれまた。