南城市(知念字具志堅):稲堂之殿(具志堅之殿)、ビジュル神お通しの祠、平等原之殿、鬱金発祥之地

南城市の知念字具志堅へ。稲堂の殿と、その周辺を探索した。

稲堂の殿

稲堂の殿は、こんもりとした林の中にブロック造りの祠がぽつんとあった。

参考:南城市教育委員会南城市の御嶽』2018(平成30)年3月、p. 90「(1) 稲堂の殿(ンナドーヌトゥン)」, p. 148「(1) 稲堂ヌ殿」

ビジュル神お通しの祠

殿の道向かいには、火之神のような三つの石とひとつのビジュルの三方をブロックで囲っただけの「ビジュル神お通しの祠」。

神屋?

殿の南側(西側?)には、神屋っぽい建物が二軒あった。


公園(平等原之殿)

殿の近くには名無しの小さな公園(「具志堅農村広場」かも)があり、その右横の林の中には「平等原之殿」があった。稲堂之殿よりも大きな祠と、それに繋がる幾つかの石段、石段の始点に拝所のような石積みを確認。祠の左後方の林の中にも拝所があった。




鬱金発祥之地

公園の前の道を国道331号線向けに少し進むと、畑の中に、鬱金(うっちん)発祥之地の石碑が立っていた。